「玄関ドアが古くなってきたけど、どのタイミングで交換したら良いかな?」
「近くで空き巣被害があって不安…うちの玄関ドアは入られる心配はないかな?」
玄関ドアは安いものではないため、交換のタイミングに悩む方も多いでしょう。しかし、古くなれば防犯面の心配や使い勝手の悪さなど、さまざまな問題が生じる恐れがあります。
本記事では玄関ドアの交換タイミングや防犯対策の方法についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
玄関ドアを交換すべきタイミング
玄関ドアの交換に最適なタイミングは、以下のいずれか当てはまる場合です。
- 老朽化による不具合が起きたとき
- ガラスや部品が破損したとき
- 地震による歪みが生じたとき
それぞれについて詳しく解説します。
老朽化による不具合が起きたとき
古くなったドアは立て付けの悪さから開閉しにくくなったり、軋みが生じたりします。
玄関ドアの耐用年数の目安は以下の通りです。
- 木製:15~20年
- アルミ製:20~30年
この期間を過ぎている場合は今後さまざまな不具合が起きるリスクが高いため、交換をした方が良いでしょう。
ガラスや部品が破損したとき
玄関ドアについているガラスや部品(取っ手・蝶番・錠前など)が破損した場合は防犯リスクが高まるため、新しいものに交換してください。
とくにシリンダーや錠前が破損した場合はなるべく早く交換する必要があります。
地震による歪みが生じたとき
大きな地震により玄関ドアに歪みが生じた場合には、新しいものに交換しましょう。
ドアの歪みは開閉のしにくさや軋みの有無で確認できます。上記の症状が見られなくても、蝶番が取れたりドア枠が変形したりしているのを発見した場合も交換してください。
玄関ドアの交換方法と費用
玄関ドアの交換方法には以下の2種類があります。
- カバー工法
- はつり工法
それぞれの方法と費用について見ていきましょう。
カバー工法
カバー工法とは、既存のドア枠に新しい枠をかぶせる方法のことです。
壁を工事する必要がないため騒音や粉塵が起きにくく、集合住宅でも実施しやすいという利点があります。
ただし枠を重ねるため、これまでのドアよりもサイズが小さくなってしまうという欠点も。
玄関サイズを広く取りたい人は、次に紹介するはつり工法での交換がおすすめです。
はつり工法
はつり工法は既存のドア枠を外し、新しい枠を取り付ける方法です。
従来のドアに依存しないため、形状やデザインを自由に選べるのがメリット。
間口を広くしたり防犯性能の高いものに切り替えたり、住環境を向上するのにも役立ちます。
ただし壁を壊す必要があるため、近隣住民への配慮と費用には注意しましょう。
玄関ドアを交換するメリット
玄関ドアの交換には以下のメリットがあります。
- 外観や雰囲気が良くなる
- 快適な室内環境を作れる
- セキュリティを強化できる
古く色褪せたドアを新品にしたりデザインを変えたりするだけで、外観や雰囲気ががらりと変わります。
また、断熱効果や通風効果があるものを選べば室内環境も良くなるでしょう。
さらにセキュリティ性能の高いスマートキーのついたドアにすれば、防犯面での安全性も高められます。
玄関ドアに設置できるスマートキーの種類
玄関ドアに設置できるスマートキーの主な種類と特徴を表にまとめました。
鍵の種類 | 特徴 |
リモコンタイプ | ・電池で動くリモコンを使ってドアを開閉できる ・リモコンの電池が切れると開閉できなくなる |
スマホ連携タイプ | ・スマホに専用アプリを入れておくと、手動もしくは自動でドアを開閉できる ・スマホの電源切れや通信環境が悪いと開閉できなくなる |
カードタイプ | ・カードをかざすとドアを開閉できる ・カードが破損すると開閉ができず、再発行にも時間がかかる |
暗証番号タイプ | ・暗証番号の入力でドアの開閉ができるため、紛失リスクがない ・暗証番号がバレると空き巣被害に遭う可能性がある |
生体認証タイプ | ・指紋や虹彩などの情報を登録しておくと、その情報をもとにドアの開閉ができる ・導入コストが高い |
メーカーによって取り扱いの種類は異なります。
たとえば玄関ドア・窓ガラス専門店のMADOPROでは、リモコンタイプや生体認証タイプのタッチキー付きドアを提供しています。
ドア交換をする際には、デザインや機能だけでなく鍵の種類もチェックしてみましょう。
玄関ドアの交換で快適&安心な生活を手に入れよう!
玄関ドアの老朽化や破損は住環境の悪化や防犯リスクの上昇など、さまざまな弊害を招きます。軋みやゆがみなど気になる症状があれば、なるべく早めに交換しておきましょう。